院長からのご挨拶 new
このたびは当ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2025年6月、東京都江戸川区篠崎町にて「結ぶ内科クリニック篠崎」を開院いたします、院長の金 成元(キム・ソンウォン)と申します。
当院は、プライマリ・ケア(初期診療)を実践し、風邪・腹痛などの症状や高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病の内科診療を行います。不安を抱えるがん治療中・治療後の患者さんに寄り添いながら、専門的知識と経験に基づいた医療も提供します。安心してご来院できるよう、感染症用待合・診察室を用意するなど、感染対策を徹底しています。お忙しい方のために土曜の午後も診察します。「この症状はどこを受診すればよいかわからない」という場合などお気軽にご相談ください。
私はこれまで25年以上にわたり、東京・築地にある国立がん研究センター中央病院において、内科レジデント、がん専門修練医を経て同院所属科の病棟医長および外来医長として、一貫して臨床に携わってまいりました。専門は血液内科、とりわけ血液がん(悪性リンパ腫・白血病・骨髄異形成症候群など)ですが、治療後の経過観察や体調管理を通じて、感染症・呼吸器疾患・生活習慣病・アレルギー・皮膚疾患・緩和ケア・栄養管理など、幅広い内科診療にも長年取り組んでいます。
私が大切にしているのは、患者さんお一人おひとりにしっかりと向き合い、信頼関係を築きながら診療にあたることです。お話を丁寧に伺い、問診票の内容も細かく読み取り、身体所見の確認や検査を通じて的確な診断と最善の治療をご提案できるよう努めています。ご自身やご家族のご不安に寄り添いながら、わかりやすい説明を心がけ、必要に応じて速やかに専門医療機関へのご紹介も行っています。
今回、縁あってこの篠崎町にてクリニックを開設することとなりました。これまで培ってきた知識と経験を活かし、地域の皆さまの健康を支える「かかりつけ医」としてお役に立ちたいと願っています。また、近隣のみならず遠方にお住まいのがん患者さん、造血幹細胞移植後の患者さんのフォローアップにも取り組みます。
病を治すこと、和らげることに全力を尽くしながら、患者さんと誠意をもって向き合い、「結ぶ」という名のとおり、患者さん・ご家族・地域・医療機関をつなぐ存在となれるよう努めてまいります。また、生活習慣の見直し、病気の早期発見・早期治療のための受診、リハビリへの取り組み、ワクチン接種など、患者さんご自身が日々積み重ねておられる様々な努力が実を結ぶよう、全力で支援してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
経歴・職歴
1971年 神奈川県川崎市高津区生まれ
1996年 東海大学医学部医学科 卒業
1996・1998年 東海大学医学部附属病院 臨床研修医・血液内科臨床助手
1999年 国立がんセンター中央病院 内科レジデント
2002年 国立がんセンター中央病院 がん専門修練医
2004年 国立がんセンター中央病院 造血幹細胞移植科および血液腫瘍科 医員
2013年 国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科 外来医長/病棟医長
2025年6月 結ぶ内科クリニック篠崎 開院予定
2011年 米国ニューヨーク Memorial Sloan-Kettering Cancer Center 客員研究員
2012~2024年 国立がん研究センター中央病院 栄養サポートチーム指導医/NST認定教育施設 指導責任者
資格・所属学会
日本内科学会 認定内科医
日本血液学会 血液専門医・指導医
日本造血・免疫細胞療法学会 認定医・評議員
日本栄養治療学会 認定医
厚生労働省委託事業 緩和ケア研修会 修了
厚生労働省指定 オンライン診療研修 修了
日本臨床腫瘍学会
日本リンパ腫学会
以上